塵も積もれば山となる。知って得する電気代の節約術!

最近ではオール電化の家庭も増え、私たちは電化製品に囲まれた暮らしをしています。
水道光熱費の中でも、一番高いのが電気代。日々の習慣を少し変えるだけで、電気代が節約できますよ!

コンセントの節約術

コンセントを差しておくだけで消耗される電力を「待機電力」と言います。この「待機電力」は、年間の家庭の消費電力量の10%を占めています。

使わない電化製品は、コンセントを抜く習慣をつけると、電気代が節約できます。
いちいちコンセントを抜くのは面倒くさい!という方には、各差込口にON・OFFの個別スイッチがついている省エネタップを使うのがおススメです。

冷蔵庫の節約術

冷蔵庫はドアの開閉回数を少なくし、開閉時間を短くすると電気代の節約になります。

また冷蔵庫の中は整理整頓をして、物を詰め込み過ぎないようにしましょう。冷気の循環が悪くなり、電気代が余分にかかってしまします。
ただし、冷凍室は食品がお互いに保冷剤の役目を果たすため、ギュウギュウに詰めても大丈夫です。
季節ごとに冷蔵庫・冷凍庫内の設定温度を変えることも、節約に繋がります。

炊飯器の節約術

炊飯器で炊いたご飯を7時間~8時間以上保温しておくと、一回炊飯器でご飯を炊く時と同じくらいの電気代がかかってしまいます。
冷蔵・冷凍保存しておいて、電子レンジで温めたほうが電気代の節約になります。

エアコンの節約術

設定温度を冷房は高めに暖房は低めに設定すると節約になります。冷暖房時で設定温度を1度高めか低めに設定すると、約10%の消費電力の節約になるのです。

またフィルターにほこりなどが詰まっていると、冷暖房効果が落ちるため2週間に1回を目安に掃除しましょう。フィルターの掃除は、掃除機で吸い取るか中性洗剤などで水洗いをします。

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れていくため、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させると、弱風のエアコンでも快適に過ごせます。強風にすると電気代もかかるので、扇風機やサーキュレーターを合わせて活用したいですね。

洗濯機の節約術

洗濯をする時は、洗濯槽容量の80%くらいの量が目安になります。洗濯物が多すぎると汚れが落ちにくく、電気の無駄遣いにもなります。反対に少なすぎると、電気と水の両方を無駄に使ってしまいます。
洗剤も入れすぎるとすすぎに時間がかかってしまうため、適度な量を使用しましょう。

掃除機の節約術

掃除機はスイッチをいれてすぐに消費電力が大きくなるため、事前に片づけをして一気に掃除機をかけられるようにしておきましょう。
掃除機のフィルターや集じん袋にほこりやごみがたくさん溜まってしまうと、吸い込む力が低下しモーターに負担が掛かるため、こまめに掃除して袋を取り換えましょう。

まとめ

どれも普段の家事を少し意識して行うだけの簡単な方法です。
1回の節約で浮くお金はたった1円~10円程度かもしれませんが、それを毎日習慣にすれば、年間でいくらのお金が節約となるでしょうか。これからはほんの少しだけ意識して、浮いたお金を有意義に使ってみましょう!