東京オリンピックが1年延期になると、次のオリンピックの開催時期もズレるのか?

とうとう、東京オリンピックの開催時期が1年延期と言う事になりましたが、IOCがこの決断をするまでにはかなりの時間がかかってしまったのは事実です。

東京都では結構前から延期したい意向があった様ですが、東京都からそれを言うと開催違約金の様な保証金を支払わなければならなくなったりしてしまうので、既にオリンピック開催に向けて多額の資金を投入している東京都としては、更なる出費を避けたかった様でした。

やっとこIOCが重い腰を上げて東京オリンピックの延期を決めたのは、周辺諸国からのアドバイスや要請があったからだったそうなので、それらの国々からの要請がもし未だに無かった場合は、オリンピックはもしかしたら開催する方向で進んでいたかもしれませんね。

とにかく1年延期が決まった東京オリンピックですが、気になる事があるとすればこの後に開催する後続のオリンピックの開催時期です。

普通はオリンピックの開催は4年ごとに行われる事になっているので、1年延期した東京オリンピックが開催される2021年の4年後だと2025年に次のオリンピックが開催される?と言う事になるでしょう。

となると、今まで長年閏(うるう)年に開催されてきたオリンピックが、閏年の開催ではなくなってしまう事になるので、ある意味覚えにくいと言うか寂しい気持ちになるかも知れませんね。

それと、冬季オリンピックとの兼ね合いも変わって来るかも知れないので、東京オリンピックの2年後開催の予定だった冬季オリンピックの開催時期はどうなるのか?と言う検討もされていくのだろうと考えた方が良い気がします。

色んなイベントの開催が見送りや延期、中止に追い込まれている中でとりあえず延期で踏みとどまった東京オリンピックですが、果たして1年後にちゃんと開催されるかどうかもまだ未定な段階だと思った方が良さそうです。

何故なら、現段階では未だに新型コロナの終息への道が見えない状態なので、1年後に観客席に大勢の人が見に来ても大丈夫な状態になっているのか?と言う予測はかなり難しい気がします。

とりあえず今一番無駄になってしまって物悲しいのが、東京オリンピックのマスコットキャラクターなどの告知関連に添えてある2020年の文字ですが、これを2021年に印刷しなおしたグッズが展開されるのか?それともこのまま販売され続けるのか?を、見守って行くと面白いかも知れません。

もし印刷し直したりするとまた印刷代がかさんでしまうので、東京都側としては多分そのままで行く気がします。

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