数学が解けるにはコツがいる

「数学の成績がなかなか上がらない」という悩みを持っている方はいませんか?

数学が苦手な方はたくさんいます。

もちろん、数学の成績を上げるためには、日々の勉強は大切です。

しかし、テストでミスした問題の中には、分かっていたけど解けなかったものもありますよね。

これらの原因は、計算ミスや問題文をよく読んでいないことにあります。

ですから、数学の成績を上げるためには、試験中の意識を変えれば良いのです。

今回は、数学のテスト中にぜひ意識してほしいことをまとめます。

与えられた条件は?

基本的に、問題文中には問題を解くための条件が過不足なく与えられています。

まずは、問題文を読んだら与えられている条件を書き出してください。

些細な条件でも、問題を解く過程には絶対に登場します。

その中でも、条件には様々な種類があります。

問題文中では図形的な条件、不等式の条件といった条件が与えられています。

まずは、問題文中に与えられている条件が何なのかをすべて列挙できるような訓練をしましょう。

問題を解き終わったら、与えられた条件は全部使ったかの確認をしてください。

もし使っていない条件があれば、絶対にミスをしています。

解答に行き詰ったときにも、使っていない条件を見れば、その後の解法が思い浮かぶことはよくあります。

求めたいものは?

「聞かれているものと関係ないことを答えに書いてしまった」という人も少なくありません。

よくあるのは、自分で設定した文字が答えに登場していることです。

このようなミスは確実に注意力不足です。

問題を解く前はもちろんですが、解き終わった後にも求めたいものが何か確認しましょう。

問題を解き進めていくと、どうしても視野が狭くなりがちです。

この確認をすることで、一旦問題全体を俯瞰することができます。そうすればくだらないミスも格段に減ると思いませんか?

作問者の伝えたいことは?

難問を解く上では、作問者の意図を汲み取ることが大切です。

例えば、問題文中でなぜその文字で置いたのかを意識することはありますか。

「x」だったら未知数、「a」だったら定数だというイメージは誰でも持っていると思います。

作問者が与えてくれるメッセージはこれに限りません。文章で使うべき解法をにおわせていることもあります。

これを判断できるようになるにはある程度の経験は必要だと思います。

しかし、日常的に作問者の意図を意識しておくことで、それに気が付きやすくなります。

作問者の意図がわかるようになれば、問題を解くための手がかりにもなります。

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