季節の節目には様々な場所でセールが行われます。
買い物が好きな人には待ち遠しい時間ではないでしょうか。
しかし、予算を決めていてもついついオーバーしてしまう…という悩みをお持ちの方も多いと思います。
もしかしたらそれは「売り手の心理作戦」に、まんまと引っかかっているのかもしれません。
それは本当に買うべきもの?
セール品・特売品・〇%OFFなどという表記がされた商品を見ると、気持ちが踊るという方も多いのではないでしょうか。人は「お得」という言葉にとても弱いのです。
いつもより安く買えたお得感は、人に満足感を与えます。しかし、それは本当に必要なものでしょうか?今使っているものでも不便はないけれど、お得に買えるなら新しいものにしようかなという買い物も、振り返ってみれば多くあるのではないでしょうか。
例えば、持っているものが壊れて緊急で必要な場合、人はあまりセール品を探しません。なぜなら、セールで安く買えるものを探している時間がないからです。
ということは、セール品を探す余裕のある時=今すぐ必要な場合でない時となってきます。そう考えると、本当に必要なものなのか、欲しいものなのかということが判断できるのではないでしょうか。
レジの横にセール品を陳列するのも、会計を待っている時にそのセール品が目に入り、「ついでにこれも買っておこうかな。」といった気持ちになる購入者の心理を突いた、売り手側の作戦なのです。
セールでお金を使いすぎない対策5つ
もちろんセール品がいけないと言っているわけではありません。お得に購入出来るのであれば、それに越したことはありませんよね。自分に必要なもの、以前から欲しかったものなどは、ぜひセールの期間を活用して、お得に手に入れたいものです。
それでは、どうしたらセールでもお金を使い過ぎずに済むのでしょうか?いくつかの対策をご紹介しましょう。
◇セールでは、目当てのものだけに留めておく
セール品へ一目散に移動し、いろんな場所を回るのは控えましょう。
◇何が欲しいかよりも、何が必要かを考える
今あるもので十分ならば、買う必要はありません。
◇ひとりで買い物へ行かない
お友達や家族がいれば、衝動買いを止めてくれるかもしれません。
◇買う前に一度店を出る
時間を置いて静かに考えられる場所に移動すると、冷静な判断ができます。
◇クレジットカードは避けて、予算を現金で決めて払う
危ない人は、家にクレジットカードをおいていった方が良いかもしれません。
まとめ
物を買いたいという心理は、誰しも持っています。それがストレス解消になっている人も多いでしょう。しかし、買い過ぎで後から後悔してしまっては、せっかくの楽しい買い物も台無しになってしまいます。今度セールに行く時には、上記のことを少し思い出してみてはいかがでしょうか。
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